道端の野草

道端の野草 1

パースの中心街から２０～３０kmの範囲にある、道端とか海岸などに生えている

野草を画像にしてみました。公園などのように植物の特別の保護地域ではありま

せんが、たまにランの花が咲いているのを見ることができます（１０年ぐらい前には

もっと見られたそうです）。しかしやはり帰化植物が多いようです。実体顕微鏡レベル

の画像もおいおい紹介していきます。

	ジェラルトン　ワックス(Geraldton Wax) Chamelaucium uncinatum フトモモ科高さ3m、葉の長さ4cmになる。もともとジェラルトンのブッシュランドで育てられていたが、今はフリーマントル（Fremantle）からカルバリー（Kalbarii）までひろく分布している。
	ブルーボーイ(Blue boy) Stirlingia latifolia ヤマモガシ科高さ1.5m、花径6mm。葉の長さは40cmになる。山火事の後の年に、地下の芽が早く発芽するため花が多く咲く。
	プリックリー　モーゼス(Prickly Moses) Acacia pulchella ネムノキ科高さ2m、頭花は24～40個の花でできている。各葉のつけねに1～2本のとげがある。山火事の2～3年後に種子はよく発芽し、ブッシュランドは花の色で黄色一色になる。
	サンドプレイン　ルピン(Sand plain Lupin) Lupinus consentinii マメ科高さ1.5m。　地中海沿岸原産。この植物ははじめ家畜の飼料や油を獲るために栽培された。種子は果皮がはぜて飛び出るが、そのときに大きな音がする。
	ルリハコベ(Pimpernel) Anagallis foemina サクラソウ科高さ30cm、花弁5mm。ヨーロッパ原産。　熱帯、亜熱帯に生える１年草。日本では沖縄、小笠原に見られる。	Anagallis arvensis アカバナルリハコベ
	ピッグ　フェイス(Pig Face) Carpobrotus edulis ハマミズナ科　　南アフリカ原産。 2mぐらいまで這って延びる。花径は約8cm。花の色は、多数の仮おしべと多数のおしべの花糸によるもので、はじめは黄色っぽいが時間がたつにつれピンク色になる。
	ローズ　ペラルゴニューム(Rose Pelargonium) Pelargonium capitatum フウロソウ科高さ1m、花径2cm。　南アフリカ原産。西オーストラリアに最も早い時期に帰化した植物の１つと考えられている。
	シー　スピナッチ(Sea Spinach) Tetragonia decumbens ハマミズナ科高さ10～30cm、2mぐらいまで延びる。日本名のツルナは蔓になっていて食べられるのでつけられたが、英名もシー　スピナッチ（海のほうれん草）である。
	Scaevola crassifolia クサトベラ科高さ70cm、花径1.2cm。花の形はまるで手のひらのよう。掌の付け根に当たる所に毛の生えた花柱があり先に”indusium”（柱頭に当たる部分）がある。カップ状の構造で、縁には毛が生えている。
	ウーリー　クローバー(Woolly Clover) Trifolium tomentosum マメ科　地中海沿岸原産。頭花は8mmになる。若い花には無いが、遅い時期の花には、ウーリー(woolly)なカバーができる。
	レッド　ランナー(Red Runner) Kennedia postrata マメ科　這い延びる。花は2.5cm ぐらいになる。葉は6cmで三出複葉。この植物も山火の後によく繁殖する。硬い種皮が、火事の熱ではぜるためによる。初期のオーストラリアの開拓者たちは、この葉でお茶を作った。
	ケープ　ウィード(Cape Weed) Arctotheca calendula キク科　　南アフリカ原産。高さ30cm。ロゼット葉は25cmになる。ごく普通に見られる。葉表は緑色で裏は白く毛が生えている。種子はベージュ～薄紫色の綿様の物にくるまれている。
	ドーブ　フット　クレインズビル(Dove's Foot Cranes-bill) Geranium molle 　フウロソウ科　　　　ヨーロッパ、北アフリカ原産。　高さ50cm。　花径8mmぐらい。２個が対になって茎の先につく。路傍に普通に見られる。
	コモン　ホワイト　スパイダー　オーキッド(Common White Spider Orchid) Caladenia longicauda ラン科高さ70cm。1枚の葉は30cmになる。花は14cm。キングズパーク内でも稀にしか見られないそうだ。
	ホップ　クローバー(Hop Clover) Trifolium campestre マメ科　　ヨーロッパ原産。高さ30cm。這ってふえる。1.5cmの三出複葉。頭花は1.5cmで50個ぐらいの小さな黄色い花からなる。花の形はビールに使うホップに似ている。
	ケープ　カウスリップ(Cape Cowslip) Lachenalia aloides ヒアシンス科南アフリカ原産。高さ30cm。鮮やかなオレンジ色と濃い黄色の筒状の花。2枚の葉はウズラの卵殻の模様に似た斑点がある。茎は紫色。
	パール　フラワー(Pearl Flower) Conostephium pendulum エパクリス科高さ0.5m、花の長さ1cm。
	ライオンズ　イヤー(Lion's Ear)　クリスマスキャンドルスティック Leonotis nepetifolia シソ科　　南アフリカ原産。高さ2m、花の長さ5.5cm。花は輪生葉につくいがぐり状の苞（？）中から四方八方に突き出すように咲く。
	アフリカン　コーンフラグ(African Corn flag) Chasmanthe floribunda アヤメ科　南アフリカ原産。高さ1.5m。花の長さ8cm。もともとは園芸植物として導入された。
	デンス　スートンクロップ(Dense Stonecrop) Crassula colorate 　ベンケイソウ科高さ15cm、花弁2mm。日当たりの良い場所に普通に見られる。
	Lyginia barbata アナルトリア科高さ50cm。雌雄異株。画像は雌花。雌花は1.5cm ぐらい。
	ワイルド　グラジョウラス（Wild Gladiolus) Gladiolus caryophyllaceus アヤメ科南アフリカ原産。　　高さ80cm。花の長さ7.5cm。たいていの草地に普通に見られる花だが、原産地の南アフリカでは稀になっている。
		パーリー　ベアド・ヒース (Pearly Beard-Heath) Leucopogon strictus 高さ10～70cm。白～ピンクの筒状の花、長さ5～ 10mm、巾2～4mm、花の先が羊毛状になっている。
	ミルクメイド(Milkmaids) Burchardia umbellata イヌサフラン科高さ50cm。花茎50cm。花茎の先端に2～7個の花がつく。３つの角がある子房は、花の中央で目立つ。
	Hesperantha falcata アヤメ科　　南西アフリカ原産。高さ40cm。花の長さ2.5cm。根元から出ている3～5本の葉の長さは25cm。花の外側は暗赤色をしている。

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	ジェラルトン　ワックス(Geraldton Wax) Chamelaucium uncinatum フトモモ科高さ3m、葉の長さ4cmになる。もともとジェラルトンのブッシュランドで育てられていたが、今はフリーマントル（Fremantle）からカルバリー（Kalbarii）までひろく分布している。
	ブルーボーイ(Blue boy) Stirlingia latifolia ヤマモガシ科高さ1.5m、花径6mm。葉の長さは40cmになる。山火事の後の年に、地下の芽が早く発芽するため花が多く咲く。
	プリックリー　モーゼス(Prickly Moses) Acacia pulchella ネムノキ科高さ2m、頭花は24～40個の花でできている。各葉のつけねに1～2本のとげがある。山火事の2～3年後に種子はよく発芽し、ブッシュランドは花の色で黄色一色になる。
	サンドプレイン　ルピン(Sand plain Lupin) Lupinus consentinii マメ科高さ1.5m。　地中海沿岸原産。この植物ははじめ家畜の飼料や油を獲るために栽培された。種子は果皮がはぜて飛び出るが、そのときに大きな音がする。
	ルリハコベ(Pimpernel) Anagallis foemina サクラソウ科高さ30cm、花弁5mm。ヨーロッパ原産。　熱帯、亜熱帯に生える１年草。日本では沖縄、小笠原に見られる。	Anagallis arvensis アカバナルリハコベ
	ピッグ　フェイス(Pig Face) Carpobrotus edulis ハマミズナ科　　南アフリカ原産。 2mぐらいまで這って延びる。花径は約8cm。花の色は、多数の仮おしべと多数のおしべの花糸によるもので、はじめは黄色っぽいが時間がたつにつれピンク色になる。
	ローズ　ペラルゴニューム(Rose Pelargonium) Pelargonium capitatum フウロソウ科高さ1m、花径2cm。　南アフリカ原産。西オーストラリアに最も早い時期に帰化した植物の１つと考えられている。
	シー　スピナッチ(Sea Spinach) Tetragonia decumbens ハマミズナ科高さ10～30cm、2mぐらいまで延びる。日本名のツルナは蔓になっていて食べられるのでつけられたが、英名もシー　スピナッチ（海のほうれん草）である。
	Scaevola crassifolia クサトベラ科高さ70cm、花径1.2cm。花の形はまるで手のひらのよう。掌の付け根に当たる所に毛の生えた花柱があり先に”indusium”（柱頭に当たる部分）がある。カップ状の構造で、縁には毛が生えている。
	ウーリー　クローバー(Woolly Clover) Trifolium tomentosum マメ科　地中海沿岸原産。頭花は8mmになる。若い花には無いが、遅い時期の花には、ウーリー(woolly)なカバーができる。
	レッド　ランナー(Red Runner) Kennedia postrata マメ科　這い延びる。花は2.5cm ぐらいになる。葉は6cmで三出複葉。この植物も山火の後によく繁殖する。硬い種皮が、火事の熱ではぜるためによる。初期のオーストラリアの開拓者たちは、この葉でお茶を作った。
	ケープ　ウィード(Cape Weed) Arctotheca calendula キク科　　南アフリカ原産。高さ30cm。ロゼット葉は25cmになる。ごく普通に見られる。葉表は緑色で裏は白く毛が生えている。種子はベージュ～薄紫色の綿様の物にくるまれている。
	ドーブ　フット　クレインズビル(Dove's Foot Cranes-bill) Geranium molle 　フウロソウ科　　　　ヨーロッパ、北アフリカ原産。　高さ50cm。　花径8mmぐらい。２個が対になって茎の先につく。路傍に普通に見られる。
	コモン　ホワイト　スパイダー　オーキッド(Common White Spider Orchid) Caladenia longicauda ラン科高さ70cm。1枚の葉は30cmになる。花は14cm。キングズパーク内でも稀にしか見られないそうだ。
	ホップ　クローバー(Hop Clover) Trifolium campestre マメ科　　ヨーロッパ原産。高さ30cm。這ってふえる。1.5cmの三出複葉。頭花は1.5cmで50個ぐらいの小さな黄色い花からなる。花の形はビールに使うホップに似ている。
	ケープ　カウスリップ(Cape Cowslip) Lachenalia aloides ヒアシンス科南アフリカ原産。高さ30cm。鮮やかなオレンジ色と濃い黄色の筒状の花。2枚の葉はウズラの卵殻の模様に似た斑点がある。茎は紫色。
	パール　フラワー(Pearl Flower) Conostephium pendulum エパクリス科高さ0.5m、花の長さ1cm。
	ライオンズ　イヤー(Lion's Ear)　クリスマスキャンドルスティック Leonotis nepetifolia シソ科　　南アフリカ原産。高さ2m、花の長さ5.5cm。花は輪生葉につくいがぐり状の苞（？）中から四方八方に突き出すように咲く。
	アフリカン　コーンフラグ(African Corn flag) Chasmanthe floribunda アヤメ科　南アフリカ原産。高さ1.5m。花の長さ8cm。もともとは園芸植物として導入された。
	デンス　スートンクロップ(Dense Stonecrop) Crassula colorate 　ベンケイソウ科高さ15cm、花弁2mm。日当たりの良い場所に普通に見られる。
	Lyginia barbata アナルトリア科高さ50cm。雌雄異株。画像は雌花。雌花は1.5cm ぐらい。
	ワイルド　グラジョウラス（Wild Gladiolus) Gladiolus caryophyllaceus アヤメ科南アフリカ原産。　　高さ80cm。花の長さ7.5cm。たいていの草地に普通に見られる花だが、原産地の南アフリカでは稀になっている。
		パーリー　ベアド・ヒース (Pearly Beard-Heath) Leucopogon strictus 高さ10～70cm。白～ピンクの筒状の花、長さ5～ 10mm、巾2～4mm、花の先が羊毛状になっている。
	ミルクメイド(Milkmaids) Burchardia umbellata イヌサフラン科高さ50cm。花茎50cm。花茎の先端に2～7個の花がつく。３つの角がある子房は、花の中央で目立つ。
	Hesperantha falcata アヤメ科　　南西アフリカ原産。高さ40cm。花の長さ2.5cm。根元から出ている3～5本の葉の長さは25cm。花の外側は暗赤色をしている。