ツユクサの花
１．花弁（２枚の青い花弁。小さい白い
花弁は３の下側に見えている）
２．Ｘ字型仮おしべ（３本）
３．逆Ｖ字型おしべ（１本）
４．Ｏ字型おしべ（２本）
（葯に明灰色の花粉がついて
いるのが見える）
５．めしべ（１本）
６．苞葉（毛は生えていない）
がく・・・透明な膜質のがくが３枚
あるが、苞葉の中に隠れて
いるので見えていない。
Commelina communis （コメリナ コムニス） ツユクサ
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ツユクサの花 １．花弁（２枚の青い花弁。小さい白い 花弁は３の下側に見えている） ２．Ｘ字型仮おしべ（３本） ３．逆Ｖ字型おしべ（１本） ４．Ｏ字型おしべ（２本） （葯に明灰色の花粉がついて いるのが見える） ５．めしべ（１本） ６．苞葉（毛は生えていない）
がく・・・透明な膜質のがくが３枚 あるが、苞葉の中に隠れて いるので見えていない。
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| 草姿 |
苞葉の中の様子
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| 苞葉の中
１：直立した花柄* ２：水平な花柄 ３：果実 ４：花
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１：直立花柄 ２:水平花柄 ４：花 ５：つぼみ
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１：直立花柄（枯れた雄花が
残っている。） ２：水平花柄 ３：果実 ５：つぼみ |
１つの苞葉に１つの花が咲く
のが普通だが 上の画像のように 同時に１つの苞葉から２つの花 が咲くことがある。
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| 直立花柄と水平花柄の花が同時に 咲いた状態。水平花柄のつぼみは 直立花柄に近いものから 順に咲いて いく。 上の画像では最初に咲いた 花は果実になっている。
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直立した花柄、水平花柄 ともに無毛。
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葉
左：葉の表面 右：葉の裏面 共に無毛。 |
花弁
上：２枚の大きい青色花弁 下：１枚の小さい白色花弁 |
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| 左：がくとめしべ 右上：子房
右下：柱頭 |
Ｘ字型仮おしべの葯 | Ｖ字型おしべ 左：葯を正面から見た
右：葯を裏側から見た |
Ｏ字型おしべ 左：片方の葯
右：もう片方の葯 |
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| 左：種子 右：２裂した果実 １果実当たり４種子できる。 |
種子 中央に丸い凹みが
見える。 |
丸い凹み（エンブリオテガ）が外れ
紐状物（子葉）が出てきて地表面まで伸びる。 |
子葉は伸びながら子葉鞘を形成し、 子葉鞘から幼根ができ、さらに子葉鞘が 伸びると幼芽が形成され若い葉となる。 |
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種子についてはこちらを参照してください。 種子の発芽についてはこちらを参照してください。
* 苞葉の中には２つに分かれた花柄がある：直立した花柄と水平な花柄。
直立花柄には普通花がつかないが、ついてもつぼみは１個で、雄花になることが多い。この雄花にはめしべが無い(完全雄花）。
水平花柄には２〜４個のつぼみがつき、数日おきに開花し両性花になるが、最初に咲いた両性花が受精すると、次の花が雄花に
なることがある。この雄花には小さなめしべ(退化しためしべ）があり、完全雄花である直立花柄の雄花とは違う。
最初に咲いた両性花を摘んでしまうと次のつぼみは両性花になる。水平花柄の花がすべて両性花になり、すべて結実することもある。
まれに直立花柄に両性花が咲き、結実することがある。
