ショウガの仲間

グロッバ属　1

Globba schomburgkii

高さ50-60cm。

花序は垂れる。

 花序の先に花が付き、下の方に

苞が付く。

　

 花には細い管(花柱、花筒）、先端

のヒトデ様の突起物(葯付属体）、

と花弁がある。

果実は表面に丸い突起がある。

　

 果実とは別に花序の下の方の苞の

中にむかごができる。

むかごは成熟してくると表面に

ひび割れのような突起ができる。

花は成熟したものでは画像に見られ

るように糸状のもの（フィラメント）が

花柱から出ているのが見られる。

 フィラメントは引っ張り出すと、花の

先端から子房まで花柱、花筒の中

を通っているのがわかる。

 葯付属体を腹側から見ると、葯が

見える。

　

２個の白いものは葯。

葯の中に白い花粉粒が見える。

　

 ２つの葯の間にフィラメントの先端が

はさまれている。先端は櫛の歯状

になっている（めしべの柱頭）。

 フィラメントは花柱の溝にはまって

いる。

　

フィラメントは花筒を通り、子房に

至る。

子房の中に若い胚珠が見える。

　

 むかごの縦切り。特別な構造物は

見られなかった。

おおまかな花の構造

グロッバ属　2

花序は垂れている。各苞から花梗

が出ている。

 成熟した果実の中に暗褐色の

種子が見える。

花序に下の方の苞の中に

むかごが付いている。

グロッバ属　3

花序は垂れている。苞の色は

白い。各苞から花梗がでている。　

花。葯付属体はヒトデ様。

　

 果実とむかごが見られる。

　

グロッバ属　4

　

花序は上向きになっている。

　

　

　

 苞が見られない。花梗が細い。

　

　

　

 大きな成熟した果実（長さ3-4cm）。

中に褐色の種子が多数入っていた。

アリが果実が黒く見えるほど集まって

いた。

グロッバ属　5

高さ1-1.5m。

花序は直立している。

苞が見られない。

 花序は30cmほどある。

　

　

 葯付属体は細い三角形でヒトデ様

ではない。

　

グロッバ属　6

花序は20-30cmで直立している。

苞が見られない。花梗は細長く先端に

花が咲いていた。

 花。　２枚の仮おしべは

大きくて目立つ。

葯付属体はヒトデ様。

葉に斑が入っているもの

もある。

　

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