Commelina　cyanea 　コメリナ　キアネア　　花の構造

両性花。　がく３、花弁３、 おしべ５*（仮おしべ３、おしべ２） めしべ１	仮おしべ（Ｘ字型）１		仮おしべ（Ｘ字型）２
仮おしべ（Ｘ字型）３	仮おしべ（Ｘ字型）４		仮おしべ（逆Ｖ字型） 表側
仮おしべ（逆Ｖ 字型）裏側	おしべ（Ｏ字型）裏側と 表側		めしべ
めしべの先端（柱頭）	めしべの下部（子房）

*　ツユクサ科のおしべは６本が基本だが、そのうちの何本かは仮おしべ（生殖能力がない）

になったりします。Commelina属では、おしべをその形から、３種類に分けています。

２本のＯ字型おしべ、１本の逆Ｖ字型仮おしべ、３本のＸ字型仮おしべです。　

　ある種では、Ｘ字型仮おしべのうちの１本が退化し、葯の部分がなくなり花糸のみに

なったり、花糸もなくなって２本になったりしています。　

　　この種ではＸ字型仮おしべが２本になっていました。このＸ字型仮おしべの形に変異

が多いのでここでは４例挙げてみました。　

　一覧表